SBI証券を後から新生銀行仲介口座へコース変更する場合、手数料など契約内容の変更があるか
【新生銀行とSBI証券の連携について】
もともと自分はSBI証券をメイン証券口座として利用していましたが、この度銀行ポイ 活のために新生銀行を開設しました。
新生銀行には「新生ステップアッププログラム」というプログラムがあり、2023年1月以降、このプログラムの判定対象にSBI証券の取引が追加される予定です。
2023年1月から、新生ステップアッププログラムのステージ判定条件および判定対象商品に金融商品仲介(SBI証券)口座でのお取引・残高が追加になる予定です。
プログラム上でプラチナランクまで上がると、他行宛ネット振込手数料が10回無料になるなどの特典があります。
ポイ活上の新生銀行の役割は『被振り込み8回でTポイント200pt』なので、メインバンクにするなどの理由がなければ特段影響はないのですが、柔軟性のためにももらえるものはもらっておきたいので連携しようと思いました。
ただ、新生銀行とSBI証券の連携をするにはSBI証券を「新生銀行仲介口座」というコースに変更する必要があるとのこと。
コース変更?ということは何か手数料などに影響があるのか?すでに住信SBIネット銀行と連携して余力管理を住信SBIのハイブリット口座で行っているが、それは引き続きできるのか?など、いろいろ気になったものの調べてもよくわからなかったので、確認してこちらに備忘として記しておくことにします。
【SBI証券の新生銀行仲介口座とは】
そもそもコース変更する新生銀行仲介口座とはなんぞや?ということで調べました。
仲介口座とは、ざっくり言ってしまえば「ここに紹介されて開設した口座ですよ」という口座形態とのこと。
なので、新生銀行仲介口座であれば、新生銀行の紹介で開設したSBI証券の口座で、その名の通り新生銀行が金融商品の仲介などを行うことができる口座のようです。
自分のSBI証券が仲介口座であるかは、SBI証券のトップページのバナー横にロゴが表示されているかどうかで見分けることができるようです。
これは新生銀行の仲介口座開設ガイドのSTEP15の図がわかりやすいかも。
新生銀行のほかには、クレカ積立・ポイ活の関係で三井住友カード仲介口座や東急カード仲介口座になっている人が比較的多いのかもしれませんね。
【手数料や住信SBIネット銀行との契約に変更はあるのか】
確認したかった契約の変更については検索してもよくわからなかったため、SBI証券のチャットサポートにて確認してみました。
結論からして、疑問に思っていた2点については、今までと変わらずに使用できるとのことでした。
上記はあくまで新生銀行仲介コースへの変更の場合で、「取引方法自体が変更される」仲介口座もあるようなので、別の口座の場合は別途確認してみたほうがよさそうです。
なので、新生銀行仲介口座にコース変更したとしても今までと変わらず使用でき、新生銀行との連携部のみが追加で設定できる、ということのようですね。
【アプラス以外でクレカ積立している場合は不可】
ただし、新生銀行仲介口座は制約としてアプラスカードでしかクレカ積立ができないことになっています。
自分は三井住友ゴールドNLで積み立てをしていたので、これの影響で結果的には仲介コースへの変更は実施しませんでした。
アプラスカードのクレカ積立で1%の還元を得るには新生アプラスゴールドカードを契約する必要があり、そうすると年会費でペイできなくなってしまうため、当面は変更することもなさそうです。
ほかの手数料無料アプラスカードで1%還元できればいいのですが…。マネックスカードとか…(絶対にない)
まぁ、ステップアッププログラムはスタンダードでも他行宛振込1回無料なので、ポイ活ルート的にも大きな影響はない想定です。
JRキューポに交換できない端数のエポスポイントを、JRキューポに交換する方法について
※方法だけ知りたい方は【端数ポイントをJRキューポに交換する方法】まで飛ばしてください!
【JQエポスゴールドへの切り替え】
先日、福岡まで旅行に行った際、せっかくなのでアミュプラザ博多のJQ CARD COUNTERでエポスゴールドをJQエポスに切り替えてきました。
関東勢なので直接JR九州のサービスはしようしませんが、エポスゴールドでハブとしても優秀なJRキューポを貯めることのできるポイ活勢にはの定番カードです。
自分の場合は、ウェル活のできるTポイントを中心に貯めていたためエポスポイントよりも恩恵が強く、通常のエポスゴールドから切り替えることとしました。
【切り替え後のエポスポイントについて】
JQエポスカードへの切り替えを実施すると、貯まるポイントがエポスポイントからJRキューポになり、貯めていたエポスポイントについては基本的に追加で貯めることができなくなります。
保有していたエポスポイントについてもJRキューポへ交換しようと思ったところ、JRキューポへの交換は1,000ポイント以上1,000ポイント単位でした。
ということは、保有していた1,000ポイント未満のポイントは他の方法で処理しなければならないということ。
主に下記が候補になるかなと思います。
● エポスVisaプリペイドカードに移行して使う(1ポイント~)
● Amazonギフト券に交換(1ポイント~)
● ROOM iD保証料ポイント充当サービス(契約ある場合のみ、1ポイント~)
無論こちらの方法でポイントを処理するのも有効だと思います。特にAmazonギフト券は汎用性で見ても特に便利。
ですが、JRキューポに交換した方がウェル活や年末のdポイント増量キャンペーンで付加価値を付けられるのでより有効かと思います。
この1,000ポイント未満についてもJRキューポへ交換する方法がありましたのでご紹介します。
【端数ポイントをJRキューポに交換する方法】
こちらでご紹介する方法は2つの条件・制約があります。こちらが満たせない・許容できない場合は上記に記載したほかの方法での処理になるかと思います。
<条件>
A. エポスポイントがたまる(JQでない)エポスファミリーゴールド会員がいること
(A'. JQエポスファミリーゴールド会員のみの場合は下記蛇足にて別記)
B. JRキューポとして受け取ることができるのは翌々月の初旬となる
招待で無料ゴールドを保有でき、ファミリーボーナスポイントを獲得できるメリットのあるエポスファミリーゴールドは、対象会員の方も多いかと思います。
このエポスファミリーゴールドのポイントシェア機能を利用してJRキューポへ変換します。
EPOS Net > ポイント・特典を利用する > ポイントをつかう > 家族にポイントをシェア から実施できます。
ポイントシェアの画面にいくつか注意事項が書いてあるのですが、そちらを一部引用します。
・1ポイント以上から1ポイント単位でご利用いただけます。
・ポイントシェアを行うと、シェアするご家族に即時にエポスポイントが加算されます。(シェアするご家族がJQ CARDエポスゴールド会員の場合、1~2ヵ月半ほど遅れてJRキューポが加算されます)
すなわち、このポイントシェアは受領側の貯まるポイントに合わせて交換先のポイント種別が決まります。この特性を利用することで1,000ポイント未満でもJRキューポへの交換をすることができます。
具体的な手順は下記の通り。
① <自分>家族会員へ交換したい端数分のポイントをポイントシェア
② <家族会員>①でシェアされた端数分のポイントを自分へポイントシェア
この手順では①の家族会員へはエポスポイントとしてシェアされ、②の自分へはJRキューポとしてシェアされます。
これにより、翌々月初旬にはなりますが1,000ポイント未満でもエポスポイント→JRキューポへの交換をすることができます。
【(蛇足)JQエポスファミリーゴールド会員しかいない場合】
上記でA'として記載していたJQエポスしかファミリーゴールド会員がいない場合でも、当然ポイントシェアは実施できます。
その場合は、ポイントシェアをした場合①の手順の時点で相手のJRキューポとして付与されることになります。
なので、自分のJRキューポにはできませんが家族のJRキューポにはできるということになります。
特に理由もなければ家族のポイントとして保持できていれば使い勝手はそこまで変わらないかと思うので、もちろんこれでも問題は解決できるかと思います。
国内株式の一般口座残高の取得価額(取得日)がわからない場合
先日のこちらの記事の続きです。
特別口座から無事に振替できたはいいものの、手元に取得日の控えがない状態でした。
幼少期から保有していた株式なので、10年以上経過しており顧客勘定元帳から確認することもできなさそうです。
どうすればよいのか調べつつ、無事解決できたので記事に纏めます。
【取得価額の確認方法】
取得価額はいくつか確認できるパターンがあり、それぞれ国税庁のページに纏められています。
▼上場株式等の取得価額の確認方法(税務署)
https://www.nta.go.jp/publication/pamph/joto-sanrin/kabushiki_shutoku.pdf
簡単に列挙すると、下記の通りとなります。
① 取引報告書
② 顧客勘定元帳
③ 日記帳や預金通帳などの手控え
④ 名義書換日を調べて取得時期を把握し、その時期の相場を基に取得価額を算定
①の取引報告書はもちろん、10年以上経っている場合は証券会社に依頼して②の顧客勘定元帳を参照することも難しいです。
③の手控えもなく、今回はそれらが参照できない場合の④で参照することにしました。
ちなみに④でも調べられない場合は売却時の譲渡価額の5%を取得価額とすることができますが、それだと膨大な譲渡税がかかってしまいます。
【名義書換日の調べ方】
名義書換日というものはどうやって調べればいいのだろう?となったのですが、こちらは先ほどの国税庁のページに記載がありました。下記に引用します。
例えば、発行会社(株式の発行会社が証券代行会社に名義書換業務を委託している場合にはその証券代行会社)の株主名簿・複本・株式異動証明書などの資料(④’)を手がかりに株式等の取得時期(名義書換時期)を把握し、その時期の相場(④”)を基にして取得費(取得価額)を計算することができます。
なお、④’においては、株券電子化後手元に残った株券の裏面で確認しても差し支えありません。
つまり、証券代行会社(信託銀行)に”株主名簿・複本・株式異動証明書などの資料”を発行してもらえれば取得時期がわかるということです。
前回の記事でも記載した通り、自分はカッパ・クリエイト(7421)の取得価額が知りたかったので、証券代行会社となる三井住友信託銀行で取り寄せれば良いようです。
下記を参照しつつ、「調査依頼書・証明書交付請求書」を記載し、三井住友信託銀行へと送付しました。
【株式移動証明書の受領】
請求書を提出してちょうど3週間で株式異動証明書が送付されてきました。
ちなみに費用は無料。ありがたいです。
こちらを参照すると、名義書換日が2006/7/24であることがわかりました。
これで無事取得日は分かりました。あとはこれをもとに取得価額を調べるだけです。
【取得価額の調べ方】
確定申告するためには、取得日を元に取得価額を調べる必要があります。
自分はYahoo!ファイナンスを元に当時の株価を参照しました。(上記国税庁のページの④''にあったように、そのほかには当時の新聞などで調べられるようです)
Yahoo!ファイナンスの銘柄ページ > 時系列 から過去の株価を参照できます。
国税庁ページ④''にある通り、取得価額は終値を参照するため、当時の価額1,734円であることがわかりました。
ただ、株式異動証明書にも記載がある通り、2014/3/1に株式分割が入っているため、現在の価額で言うと867円が取得価額となります。(これを計算してくれているのが表の一番右の調整後終値です)
これをもって無事、売却時確定申告に使用する取得価額が867円であることがわかりました。
iPhoneのApplePay(FeliCa)が反応しなくなってしまったという話
- 【ヘルプモードで有人窓口へ】
- 【モバイルSuicaサポートセンターへ問い合わせ】
- 【再挑戦 → 他の電子マネーチャレンジ】
- 【Appleサポートへ問い合わせ】
- 【Apple正規サービスプロバイダへ持ち込み】
- 【非正規修理店にて部品交換】
- 【最後に】
2月の頭に、唐突にiPhone SE2のApplePayが反応しなくなってしまう事象が発生しました。
朝の通勤では問題なく、午後に会社の自販機でも使用できたのに、夜に帰宅する際に改札を通れなくなっていました。
困って割と色々なことを試したので、備忘も兼ねて記事にまとめます。
同じ事象になった方もいらっしゃると思うので、現在進行形で困っている方は「このようなフローで解決した人もいるのだな」と参考までに見ていただければと思います。もちろん事象によって異なるとは思いますが、もしかしたら途中のフローで解決する場合もあるかもしれません。
【ヘルプモードで有人窓口へ】
まず、改札が通れなくなったので一旦再起動したり色々調べてたりしていました。
どうやらiPhoneのモバイルSuicaには「ヘルプモード」というものがあるらしく、このモードならApplePayが反応しなくなっても有人窓口の駅員さんは参照できるのだとか。
結果的には、このモードは出場時のときに対応するものだったらしく(自分の担当いただいた駅員さん曰く...ですが)モバイルSuicaサポートセンターの連絡先が書かれた紙を渡されてここへ連絡してみてくれ、とのこと。
【モバイルSuicaサポートセンターへ問い合わせ】
案内されたのは下記ページの「◆電話でのお問合せ」に記載されたナビダイヤルのものでした。
こちらで案内いただいたのは下記4点。
- モバイルSuicaはエクスプレスカードになっているか
- 「設定」> 一番上の使用者名のメニュー >「iCloud」>「ウォレット」がオンになっているか
- 「設定」>「一般」>「言語と地域」>「地域」が日本となっているか
- 「設定」>「モバイル通信」>「ウォレット」がオンになっているか
このうち、自分は2点目がNGだったのでオンにしてから再チャレンジすることに。
若干余談ですが、こちらへ問い合わせする際は通話しながら画面操作するのでイヤホン推奨。
【再挑戦 → 他の電子マネーチャレンジ】
モバイルSuicaサポートセンターの問い合わせ後、案内いただいた通り設定を修正しましたが改札を通ることはできず…。
そもそもApplePayが物理的に壊れていたらモバイルSuicaに問い合わせても意味がないなと思い、QUICPayやiDが利用できるかチャレンジへ。
QUICPay対応の自販機で試してみても反応がなかったため、ApplePayが物理的に故障している可能性が高くなりました。
この日はここであきらめて、VIEWカード付属のSuicaで帰宅…。
【Appleサポートへ問い合わせ】
翌日、Appleサポートへ問い合わせしてみることにしてみました。
保障は切れておりAppleCareは未加入ですが、今後のことを考えればできれば正規でどうにかしたいところ…。
下記ページから製品情報を入力し、オペレータとのチャットのやり取りを実施。
ハード要因かソフト要因かを診断できる機能があるとのことだったので、案内通りに操作して確認してもらいました。
オペレータとつないでいるときにだけ表示される「Appleサポートで診断を開始」という隠し(?)コマンドがあり、そこから解析情報を確認いただきました。
リモートでもここまでできるのだな、と少し近未来を感じました。
確認いただいたものの、デバイス側の不具合は認められなかったとのことで一度スペシャリストの対応に切り替えになるとのこと。問い合わせ番号を控えて指定された電話番号に掛けなおしになりました。
掛けなおした先では「サポート店での確認になります」とのことで、Apple正規サービスプロバイダの予約することに。自分の場合はカメラのキタムラの予約で、そのままスペシャリストとの電話口で予約をしていただきました。
「店頭によってApplePay診断用の機器がない場合がありますので、一度店頭に問い合わせて"ApplePayの診断テストができるか"と確認してください」と伝えられたためこちらは別途確認しました。自分の予約した店舗には無事あったため、後日伺うことに。
【Apple正規サービスプロバイダへ持ち込み】
iTunesでバックアップを取った後、予約したカメラのキタムラへ持ち込んで確認してもらいました。
電車に乗って向かったので自分のApplePayへの依存度を再認識しつつ…。
店頭では、よくある支払い端末のようなカードリーダーにて確認していただきました。
しかし、結果的にはApplePayが物理的に反応しない、ということしかわかりませんでした。(当然それは分かっていたのですが…)
結果的にこのパターンでは修理という名の本体交換が必要とのことでした。
iPhone SE2の場合は34,000円程度。さすがにこの時期にそんなお金を出して本体交換するもな…と思い一度持ち帰りとしました。
ちなみに見ていただいただけなので、修理費用は0円でした。正規店さんありがとうございます。
【非正規修理店にて部品交換】
この時点で、自分の中ではiPhone13miniに買い替えか、非正規修理かの2択でした。
個人的に次にiPhoneを変えるのはディスプレイ埋め込み指紋認証が搭載されたときがいいな…と思っていたので非正規修理をすることに。
今後の保証が受けられなくなりますが、そもそも今の時点で受けられていないようなものなのでまぁいいかという感じです。
不安もあり色々調べていたのですが、案外ApplePayの部品交換をしている非正規修理店は少ないようです。
Twitterでレビューなども見ながら、最終的に「iphone 修理 felica」で調べて一番上に出てくる新宿にあるお店にお願いしました。
特に予約なく、祝日午前中に当日持ち込みさせていただきましたが問題なく受けてもらえました。
所要時間は40分ほど、価格はiPhone SE2で8,500円程度。
修理の内容には「Wi-Fiアンテナ」と記載されていたので、iPhoneのFeliCa部品はWi-Fiのアンテナ部分と一緒にあるんでしょうか?
兎にも角にも、こちらで問題なく修理いただけてその日からApplePayが使えるようになりました。
修理から1か月弱経ちますが、今のところ何も問題なく使用できています。
【最後に】
今回の経験を通じて、自分がいかにApplePayに依存しているかを思い知りました。
モバイルSuicaをはじめ、VISAタッチ決済やiD、nanacoを決済の中枢にしているので、使用できなかった期間は結構しんどかったです。(実質クレジットカードしか選択肢がなかったので…)
また、保障についても考えるいい機会にはなりました。今後も有償Careに加入するかはちょっと考えものですが…。
非正規店のお兄さんを見て、自分で修理するスキルがあるといいよなぁ、と思う今日この頃でした。
【JRE POINT】リピートポイントサービスの達成状況確認方法
JRE POINTのリピートポイントサービス、在宅勤務が増えた影響で定期を利用しなくなり、重宝されている方も多いかと思います。
iPhone通知で何度か達成状況を受け取っていましたが、マイページ上どこを参照すればよいのかパッとわかりづらかったため、備忘も兼ねて纏めます。
【リピートポイントサービスとは】
JR東日本が提供する、Suicaで月内に同一運賃区間を10回以上乗車すると、10%分のJRE POINTが還元されるサービスです。
さながらSuica版定期券という内容で使い勝手の良い内容となっており、JRE POINTサイトにSuicaを登録していればエントリーなしで利用できます。
詳細は下記参照。
【達成状況確認方法】
Webページでも「JRE POINT」アプリ上でも確認できます。(アプリはiPhoneでしか確認していませんが、Androidも同じかと思われます)
① 右上の「≡」マークからメニューを表示
② マイページを押下
③ キャンペーン参加状況 の キャンペーン達成状況を押下(Webページの場合)
③ キャンペーン参加状況 の キャンペーン達成状況を押下(アプリの場合)
④ 「鉄道」タブを押下
マネーフォワードMEでマネックスポイントの総計が取得できないという話
【発端】
自分はマネーフォワードMEのプレミアムプランに加入しており、各口座の残高を更新して眺めるのが日課になっています。
マネーフォワードのメリットの一つとして、管理しているポイントの期限を一括管理できるという点があると思うのですが、そのポイントを確認している際に明らかにマネックスポイントが少ないことに気づきました。
マネックスカード発行記念キャンペーン期間中にかなり使っていたはずで、入会後一度もポイントを使用していなかったので、入会ポイントなどもあるはず…。
本家のサイトに確認に行くと、やはり認識していたくらいのポイントは貯まっていました。
どういうことだろう?と思いマネーフォワードへ問い合わせへ…。
【問い合わせ結果】
上記2枚の画像を添付して、差分がある旨をマネーフォワードへ問い合わせ、下記の回答をいただきました。
お客さまが「マネックスカード」としてご登録されているカードは、「アプラスカード」のサイトに表示されている情報を反映しております。
とのことなので、自分が参照していた箇所とは違い、アプラスカードの情報を参照していたようです。
アプラスカードのマイページ(NET station *APLUS)から確認したところ、”当月獲得ポイント”という欄があり、そこが330ポイントになっていました。
つまり、マネーフォワードMEに連携されているマネックスポイントは、総計ではなく直近の取得ポイントのみである、ということ。
【ポイント総計を連携するには】
結果的に、ポイント総計をマネーフォワードMEに連携するには、手動で連携するしかないようでした。
自分はマネーフォワードMEのメリットは自動取得できる点にあると思っているので実施しませんが、手順を確認した問い合わせ結果を引用して添付します。
マネックス証券の連携は、マネックス証券から提供される
APIの情報を反映しております。
しかしながら、マネックス証券が提供するAPIに
ポイントの情報がない場合には、弊社サービスに
反映することができません。
恐れ入りますが、マネックス証券サイトで確認できる
ポイントの管理をご希望の場合には、「未対応のポイント」を
作成し、手入力での管理をご検討いただけますと幸いです。
1)Web版サービスより、「未対応のポイント」として、
管理する口座を作成する
・「未対応のポイント」登録画面:弊社Web版サービス
https://moneyforward.com/accounts/new/manual?category_type=POINT
※Web版サービスへは、アプリ版サービスでご利用されている
アカウントと同じログイン情報でログインしてください。
2)作成した「未対応のポイント」口座へ【資産】を登録する(ポイント残高)
・手元の現金・資産:弊社Web版サービス
https://moneyforward.com/accounts
※複数の資産・負債があり、個別に支出元・入金先の指定などを
行いたい場合には、同一の口座として登録せず、別々の口座としてご作成ください。
3)「支出元(入金先):1)で作成した口座」として
ポイントの入出金履歴を手入力する
4)自動取得しているポイントをグループ機能で除外して非表示にする
参照:Web版サービス「グループ」作成方法
https://support.me.moneyforward.com/hc/ja/articles/900003435606
グループ機能につきましては、下記で詳細をご案内しておりますので、あわせてご参照ください。
参照:「グループ機能」について
https://support.me.moneyforward.com/hc/ja/articles/900004380863
配当金受取方法が「株式数比例配分方式」に変更できない場合
このブログを書こうと思ったきっかけになった出来事です。
事象に気づいたのが2020年7月くらい、解決したのが2020年10月くらいでした。
思い出しながら書くので、期間があいまいだったり詳しい画像が用意できないところもありますが、同じ悩みのある方の参考になればと幸いです。
あくまで、この方法で解消した人もいるのだな、と参考までに見ていただければと思います。
【発端】
自分は幼少期に親が開設した証券口座があり、親から引き継いで使用するようになってからもそこでいくつかの銘柄を保有している状態でした。
自分で株式を取引するようになってから、ふと(配当金のたびに毎回郵便局いくのめんどくさくないか…?みんなこんなことしているのか?)と思い調べたところ、なんと「株式数比例配分方式」という配当金受取方法にすれば証券口座に直接お金が入るとのこと。
これは絶対に変えたほうがいい!と思い、当時解説していたSMBC日興証券より手続きを実施しました。
しかし、しばらくすると下記のようなエラー連絡が…。
なんらかの原因で保振側ではじかれてしまい、手続きができなかったとのこと。
親から引き継いだ口座だったので心当たりはなく、親に聞いてもよくわからないとのこと。
【よくあるケース】に記載された特別口座は何ぞや?と調べてみても、その時はいまいちわかりませんでした。(特定口座とごっちゃになっている始末…)
どうやら信託銀行に問い合わせれば特別口座の有無はわかるけど、心当たりもないし…。とそのまましばらく放置し、しばらくが経ち。
【進展】
数か月放置していたのですが、ある日家に届いた封筒を見て気づきました。
自分名義で、日興証券の保有株一覧にない「カッパ・クリエイト株式会社」の封筒が来ているぞ?と。
株主優待をずっと使っていたので保有していたのは分かっていたはずなのですが、それまで保有株一覧にないことに気づいていませんでした。
では、このカッパの株はどこにあるんだ?と。
そこで、上記の特別口座の存在を思い出しました。
心当たりができたのなら、信託銀行に問い合わせてみよう!となったわけです。
【信託銀行への書類提出】
まず、どこの信託銀行に特別口座があるんだ?ということを調べなければならなかったのですが、これはすぐわかりました。
企業の投資家情報には株主名簿管理人、同事務取扱場所の記載があり、カッパ・クリエイトの場合は三井住友信託銀行でした。
三井住友信託銀行のQ&Aを確認すると、「口座振替申請書」という書類を書けば、一般口座へ振替することができるとのこと。
(本当はまず、特定口座に保有株があるかを問い合わせたほうがよかったのかなと思ったのですが、100株保有していることが確実にわかっていたのでそのステップを飛ばした形になると思います)
この口座振替申請書を書くときに躓いたのが、”三井住友信託銀行へお届出いただいているお届出印”という部分。
そもそも特別口座があることも知らなかったのに、届出印がどれかなんてわからない…。
と思ったのですが、ちゃんと書類に記載がありました。
※届出印を紛失された場合は、実印をご捺印いただき、印鑑登録証明書(発行後6ヶ月以内の原本)を添付のうえご提出ください。
保有株の全部を振替する場合でないと実印は使えないらしいのですが、当然株式数比例配分方式に変更する際はすべて振替しなければならないので問題なし。
市役所で印鑑登録証明書を発行し、実印で証明書を記載して郵送しました。
【解決へ】
提出して1~2週間で振替が完了し、カッパ・クリエイトが無事日興証券の保有株一覧に追加されました。
取得金額については振替基準の断面になるようです。
当然、一般口座に振り替えられるので確定申告が必要となり、売却にするためには取得金額について別途調べる必要があったのですが、それはまた別の話。(取得金額も別途申請で調査したので、こちらも後日記事にします)
振替が完了した時点で再度配当金受取方法変更の手続きをしたところ、無事変更することができました。
実際の手続きはSBI証券で実施したので、当社受付分に○がないです。
他の証券会社で変更しても、保振経由ですべての口座が変更されます。
【原因】
結局、原因は株券電子化移行時に保振へ預託できていなかったことが原因のよう。
親に聞いたところ、株券電子化の際に株券の実物が必要だったものの、カッパだけはすぐに株券がでてこず、そのままになってしまったのだろう、とのことでした。